NBA

US代表チーム、NYで紅白試合を行う

8月28日からトルコで始まる世界選手権に参加するUS代表チームが現地12日、ニューヨークで世界バスケットボール・フェスティバルを開始。その先頭を切ってニューヨークのラジオシティ・、ミュージックホールで紅白戦が行われた。


レブロン・ジェイムス、クリス・ポールドウェイン・ウェイド、アマレ・スターダマイヤーらがコートサイドに座り、24分という短いプレイタイム、Jay-Zの演奏が試合後に行われるなど、異例のセッティングで行われた試合は、本番を目前に控える選手達による真剣勝負の様相を見せた。


試合は前半はブルーチーム、ホワイトチーム合わせて39点に終わったが、低得点はディフェンスを強調するマイク・シャフェフスキーHCのシステムのせいだとも考えられた。


47-47の同点で後半が終わったため、サドンデス方式の延長戦突入となったが、レイジョン・ロンドのアリウープパスをタイソン・チャンドラーがダンクで叩き込んで、ブルーチームが49-47と勝利した。


アンドレ・イグドーラが11本中7本のFGを決めてブルーチームトップの15得点を挙げ、12本中4本のFGで10得点を挙げたケビン・デュラントと抜群のコンビを披露。前半スロースタートだったステフェン・カリーも、後半4本の3ポイントを決めて14得点を援護した。


負けたホワイトチームでは、ラマー・オドムがチーム最多の13得点をマークしたが、両チーム合わせて36本中7本の成功に終わった3ポイント、喫した30のターンオーバーと、課題も残した。


また10日に薬指を脱臼して11日の練習を休んだダニー・グランジャーはMRI検査の結果、骨折はしていないことが判明し、紅白戦にホワイトチームで先発出場。9本中3本のFG を決めて6得点を記録した。


代表チームは13日にニューヨーク・ニックスの練習場で選抜チームと紅白戦を行った後、マディソン・スクエア・ガーデンで14日に中国チームと、15日にフランスチームと対戦する。


週末後にロスターは15人から12人に絞られるが、カットされる3人も怪我人に備えて16日にヨーロッパに帯同し、マドリッドアテネでの3試合に参加する。世界選手権の最終ロスターは、選手権の始まる2日前までに提出する。