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PHX vs. UTA:ジャズ、新体制での初戦でサンズに逆転負け!!


現地時間11日に行われたフェニックス・サンズユタ・ジャズは、サンズが後半から猛反撃をみせ、第3、第4Qを合計51-27と上回り、95-83でサンズが勝利。サンズは連勝を4に伸ばし、12月7日以来初となる勝率5割を超えた。

ジェリー・スローン前HCが辞任し、タイロン・コービン新HC体制となって臨んだ初戦、ジャズが勝利を目指し激しく攻めてくることは、サンズも承知の上だった。
スティーブ・ナッシュは、「相手が勝つために、必死に向かってくることはわかっていた。実際に会場の雰囲気も凄かったしね。とにかく、嵐の中を突っ切らないといけないと思っていた」とコメント。

前半終了まではジャズが56-44とリードしていたが、後半から失速。この好機を見逃さなかったサンズが後半から猛攻を仕掛け、逆転勝ちを収めた。
サンズはナッシュが18得点、10アシスト、ロビン・ロペスが14得点を記録した。

一方、コービンHC体制となっての初戦に敗れたジャズ。長年チームを指揮してきたスローン前HCがコートから去った姿に慣れない選手達は、連戦の疲労、そしてチーム内で起こったことで心労が重なり、後半から動きに精彩を欠いた。

ポール・ミルサップは、「コーチのことも含めて、心身共に疲れきっていた」と語った。

一部報道で、スローン氏を辞任に追い込んだと伝えられたデロン・ウィリアムス(19得点)は、「いろんな意味で以前よりもプレッシャーを感じているし、ファンが俺についてどう思っているかは気になるよ。俺がホール・オブ・フェーム入りしているHCを辞めさせたなんて思ってもらいたくはない。しかし、俺にはどうすることも出来ない。ファンが決めてくれれば良い」と、噂を全面的に否定した。