NBA

DAL vs. OKC:サンダーが第1戦に続き接戦を制し2連勝!

現地時間4月30日(月)に行われたNBAプレイオフダラス・マーベリックスオクラホマシティ・サンダー戦は、サンダーが第4Q残り50.4秒にケビン・デュラントのフリースローで逆転に成功すると、その後にジェイムス・ハーデンのフリースローでリードを広げ、102-99で勝利。第1戦に続き、第2戦も逆転でマブスを下した。

第1戦と同様、互いに最後まで譲らない展開となった試合は、残り15.6秒までにハーデンが4本のフリースローを続けて決め、サンダーが102-99に。マブスがオーバータイムに持ち込むための3Pを、サンダーがどう凌ぐかが最大の焦点となった。

残り4.9秒にジェイソン・テリーが3Pを放つがミス。リバウンドをビンス・カーターが奪い再びテリーにパスし、勝負強いテリーが再度3Pをチャレンジしたが入らず。
サンダーが2戦続けて厳しい試合を勝ちきった。

サンダーでは、ラッセル・ウェストブルックが29得点、デュラントが26得点、ハーデンが15得点、デレック・フィッシャーが11得点を記録した。

第1戦、第2戦共に僅差で勝利した点について、ウェストブルックは、「これがプレイオフさ。非常に厳しい戦いだから」と語った。

一方のマブスでは、ダーク・ノビツキーが31得点、ショーン・マリオンが15得点、テリーとデロンテ・ウェストがそれぞれ13得点を記録した。

リック・カーライルHCは、「相手に敬意を表するしかない。残念な結果となったが、我々はうろたえてはいない」、「ホームに戻って仕切り直しだ」と話し、気を引き締め直した。

ノビツキーは、「まだ0勝2敗。ここから立ち直れる」とすると、「まだまだこれからだよ。俺達は戦い続けるからね。やられたからには、やり返す」とコメントした。

ジャズのフォワード、A・キリレンコ、ロシアのCSKAとサイン

ユタ・ジャズフォワード、アンドレイ・キリレンコが、ロシアのCSKAと3年契約を結んだことがチームのホームページで発表された。もしNBAロックアウトが解除になれば、契約を打ち切ることができるオプション付きとなっている。

キリレンコは2011-12シーズンが始まれば無制限のFAとなるが、1999年のドラフト全体24位で指名してくれたジャズでプレイを続けたい旨を表明している。

30歳のキリレンコはロシアで育ったが、最近二重国籍を取得。昨シーズンは平均11.7得点、5.1リバウンドを記録したが、怪我に苦しめられた。

キリレンコは16歳の時にサンクト・ペテルブルグでプロのキャリアをスタートし、その1年後にCSKAに入団。「若い時にプレイしたチームに戻れることができて嬉しい」とホームページ上で語った。またロシアで得る収入は、自身が設立する子どものチャリティーに寄付されると語っている。

東西オールスター先発ガードが激突!

 現地12日、シカゴ・ブルズは敵地でニューオーリンズ・ホーネッツと対戦。若き司令塔デリック・ローズが、ウェスタン・カンファレンスのオールスター先発ガードであるクリス・ポールを抑えながらもチーム最多の23得点を挙げる活躍を見せ、97対88でブルズが勝利した。ブルズはシーズン成績を36勝16敗としている。

 試合は、第3Qにブルズが12点ビハインドを背負っていたが、徐々に差を詰め72対74の2点差まで縮めて最終Qに突入。第4Q残り約7分半、CJ・ワトソンの勝ち越しのスリーポイントシュートでラストスパートの口火を切ると、残り5分までに9対0のランを完成させて試合を決定付けた。

 前戦のユタ・ジャズ戦でもリーグ屈指のポイントガードであるデロン・ウィリアムスとのマッチアップで、チーム最多の29得点を挙げ勝利に貢献したローズ。この日も圧倒的なパフォーマンスを披露しチームを勝利に導いた。この試合で17得点をマークしたフォワードのカルロス・ブーザーは「彼(ローズ)は毎晩リーグの優秀なポイントガードと対戦する。彼にはその準備ができているんだ。オフェンスでチームを引っ張り、堅守も見せる。まるでモンスターだよ。22歳であの活躍なら、いずれリーグ最高の選手になるってみんなに言っているんだ」とローズに対する称賛の言葉を述べた。

 一方ホーネッツのポールは、フィールドゴール成功率10本中3本で15得点、6アシストと平凡な成績に終わり、「リズムを失っている。シュートを楽に決められるように、どうにか調子を取り戻す必要がある」と反省を語った。その他では、マーカス・ソーントンが今季最多の24得点、デイビッド・ウェストが17得点を挙げたもののチームは敗れ、シーズン成績は33勝23敗となっている。(STATS-AP)

PHX vs. UTA:ジャズ、新体制での初戦でサンズに逆転負け!!


現地時間11日に行われたフェニックス・サンズユタ・ジャズは、サンズが後半から猛反撃をみせ、第3、第4Qを合計51-27と上回り、95-83でサンズが勝利。サンズは連勝を4に伸ばし、12月7日以来初となる勝率5割を超えた。

ジェリー・スローン前HCが辞任し、タイロン・コービン新HC体制となって臨んだ初戦、ジャズが勝利を目指し激しく攻めてくることは、サンズも承知の上だった。
スティーブ・ナッシュは、「相手が勝つために、必死に向かってくることはわかっていた。実際に会場の雰囲気も凄かったしね。とにかく、嵐の中を突っ切らないといけないと思っていた」とコメント。

前半終了まではジャズが56-44とリードしていたが、後半から失速。この好機を見逃さなかったサンズが後半から猛攻を仕掛け、逆転勝ちを収めた。
サンズはナッシュが18得点、10アシスト、ロビン・ロペスが14得点を記録した。

一方、コービンHC体制となっての初戦に敗れたジャズ。長年チームを指揮してきたスローン前HCがコートから去った姿に慣れない選手達は、連戦の疲労、そしてチーム内で起こったことで心労が重なり、後半から動きに精彩を欠いた。

ポール・ミルサップは、「コーチのことも含めて、心身共に疲れきっていた」と語った。

一部報道で、スローン氏を辞任に追い込んだと伝えられたデロン・ウィリアムス(19得点)は、「いろんな意味で以前よりもプレッシャーを感じているし、ファンが俺についてどう思っているかは気になるよ。俺がホール・オブ・フェーム入りしているHCを辞めさせたなんて思ってもらいたくはない。しかし、俺にはどうすることも出来ない。ファンが決めてくれれば良い」と、噂を全面的に否定した。

オールスター2011NBA

オールスターメンバーは以下の通り。

イースタン スターター
G ドウェイン・ウェイド(ヒート)
G デリック・ローズ(ブルズ)
F レブロン・ジェームス(ヒート)
F アマレ・スターダマイヤー(ニックス)
C ドワイト・ハワード(マジック)

イースタン リザーブ
G レイジョン・ロンド(セルティックス)
G ジョー・ジョンソン(ホークス)
G レイ・アレン(セルティックス)
F ポール・ピアースセルティックス)
F ケビン・ガーネットセルティックス)
F クリス・ボッシュ(ヒート)
C アル・ホーフォード(ホークス)

ウェスタン スターター
G クリス・ポール(ホーネッツ)
G コービー・ブライアントレイカーズ
F カーメロ・アンソニーナゲッツ
F ケビン・デュラント(サンダー)
C ヤオ・ミン(ロケッツ)

ウェスタン リザーブ
G ラッセル・ウェストブルック(サンダー)
G デロン・ウィリアムス(ジャズ)
G マヌー・ジノビリー(スパーズ)
F ブレイク・グリフィン(クリッパーズ
F パウ・ガソルレイカーズ
F ダーク・ノビツキーマーベリックス
F ティム・ダンカン(スパーズ)

バスケットボール

バスケットボール (basketball[1] 、籠球:ろうきゅう) は、5人対5人で一つのボールを使い、相手チームのバスケットにボールを入れること(シュート)などで得点を競うスポーツである。試合時間終了後に、より多い得点を得たチームが勝利となる。また、その競技に使用する専用のボールを指すこともある。