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L・ライトの葬儀、メンフィスで営まれる

銃で撃たれ死亡してから10日後の7月28日に遺体となった発見された元NBA選手のロレンゼン・ライトの葬儀が、現地4日、メンフィス・グリズリーズのホーム、フェデックス・フォーラムで行われた。何百人というファン、友人、家族が参列し、"レン"と呼ばれて愛されたライトの最期を見送った。


警察は34歳のライトの死を殺人事件として捜査を続けているが、犯人逮捕には至っておらず、容疑者も動機も不明のままとなっている。


グリズリーズマイケル・ヘイズリーオーナーは、「自分にはライトはどんなことにも負けない選手に見えました。彼がこのような形で奪われるとは許されないことです。このようなことは二度とあってはならないことを誓いたいと思います。ライトは笑顔が素晴らしい映画俳優のような容貌で皆に愛され、チームのリーダーとして働いてくれました」と話した。


メンフィス生まれのライトは、1996年のドラフト全体7位でロサンゼルス・クリッパーズに入団。3年プレイした後、アトランタ・ホークスグリズリーズサクラメント・キングスと渡り歩き、2008-09シーズンにはクリーブランド・キャバリアーズでプレイした。キャリア合計で778試合をプレイして、平均8得点、6.4リバウンドを記録。グリズリーズでは13年のうち5年間プレイした。


葬儀にはメンフィスのヒーロー、ペニー・ハーダウェイ、エリオット・ペリー、ボンジィ・ウェルス、デーモン・スターダマイヤー、前アトランタ・ホークスマイク・ウッドソンHC、現役のグリズリーズフォワードのザック・ランドルフと、NBA関係者も多く参列した。